ジャカルタでの妊婦生活 〜妊婦健診編@シロアムスマンギ〜


今日は、ジャカルタで受けた妊婦健診について綴ってみます。


■ジャカルタでの妊婦健診




《ジャカルタでは妊婦健診は2度、受診》


妊娠発覚後、つわりですぐに日本へ一時帰国したこともあり、ジャカルタで受けた妊婦健診は2度のみ。


一回目: 自身での妊娠検査薬後の初診(※)
二回目: 妊娠6ヶ月目の妊婦健診


※ジャカルタの妊娠検査薬
たまに聞かれるのですが、セルフチェックの妊娠検査薬はジャカルタでも日本とほぼ同じ仕組みのものが手に入ります♪


《ジャカルタで妊婦健診の病院探し》


ジャカルタでの妊婦健診は、
スマンギにある

Siloam Hospitals(シロアム病院)


へ行ってみました。


1人目の時は、
妊婦初期にスディルマンにある"たけのこクリニック"に数回お世話になったことがあったのですが、

・院内が狭めで風邪など病気の診療で来ている人と待ち合いスペースで一緒になってしまう

・診察室や設備は古めな印象

※2015年当時のお話です。


という点だけ、
個人的に少し気になっていたので、今回改めて病院探しからすることに。


ジャカルタでの妊婦健診と言うと、
南ジャカルタの"ポンドックインダ病院"の名前をよく聞くのですが、
わたしの家からは距離があり、つわり症状もある中通わなければいけなかったので、もっと近い病院を探しました!


そんな中、家からも近く友人からの情報とネット情報でも割と評判が良さそうだった"シロアム病院"へ行ってみることに。


《Siloam Hospitals(シロアム病院)の妊婦健診》


シロアム病院にはJクリニックが入っているので、日本語対応が可能で安心して受診できます。


◆妊婦健診の内容

一回目:初診 (覚えている範囲ですが...)

ジャカルタでの妊婦健診の初診は最低限の内容といった印象。尿検査、血液検査、子宮ガン検査など日本では行う初診の手厚い検査もろもろは特にありませんでした。

①問診
最終月経日の確認など簡単な問診

②内診(経膣エコー)
ベッドスペースへ移り、健診服に着替え妊娠初期なので経膣エコーにて健診。

タオルをかけてくれたり、きちんと配慮もしてくれます。

日本との違いは、あの婦人科特有の足を開いて座るイスがないことくらいです(笑)
(あれ苦手なんですよね(^^;;))

③診断
この時点では、まだ心拍は確認できず。

胎のうは確認でき、正常妊娠はしているのと、子宮の状態も問題ないので流産の心配もいまのところなさそうとの話をしてくれました。

診断の際に、つわり症状が重いことを伝えるとさらりと吐き気止めの薬を処方してくれました。

↑日本では、なかなかないですよね。

医師曰く、胎児に影響はほぼないから辛いなら飲んだほうが良いと言われ、帰宅後に調べてみても成分内容につわり緩和に良いとされるビタミンB6と書かれていたので、少しの不安はありつつも、、、辛さに負けてその後の一時帰国までの数日だけ服用しました。


2回目:妊娠6ヶ月目の妊婦健診

つわりが回復し安定期の間、ジャカルタへ戻ってきたので、妊娠6ヶ月目の健診はジャカルタにて。

日本からの紹介状(※)を持参して再びシロアム病院へ。

※面倒くさくて日本語の紹介状を持参しましたが、出来れば英文にしたものがオススメです(^^;;)

健診内容は初診同様に尿検査はありませんでした。

①問診
妊娠週数の確認、その他気になる症状があるかなど

この時、胃痛&下痢&吐き気症状に襲われていたので、合わせて婦人科の先生にみてもらいました。

②内診(経腹エコー)
エコーでは、赤ちゃんのサイズなどのチェック、性別も教えてくれました♪

③診断
赤ちゃんはサイズ等問題ない旨、教えてもらい、わたしの胃痛症状については問診のみの診断で、症状に合わせて妊婦でも飲める薬を処方してもらいました。

問診のみかーい、という気もしましたが、仕方ないのでひとまず様子見することに( ̄▽ ̄)


◆妊婦健診の費用

妊婦健診の費用については、海外保険の保険適用範囲外になるケースが多いので、
全額自己負担での健診費用について、はじめは不安でした。

上記、2回の妊婦健診費用はそれぞれ【約rp1,000,000程度】、

薬の処方費用も含めても【+約rp350,000程度】と、そこまで高額ではなかったので一安心でした♪


《ジャカルタでの妊婦健診に思うこと》


他の方のブログとかを読んでると、ジャカルタでの妊婦健診はやっぱり検査は最低限のみのところが多い印象です。

たまに血液検査や尿検査をやっている方もみるのですが、シロアム病院では普通に受診する分には検査はありませんでした。

わたしが2回しか行ってないからなのか、詳細と事実は謎ですが。。


日本の場合、1人目の時は
毎回行う尿検査の結果からいろいろ指導を受けたり、血液検査で妊娠高血圧症の注意を受けたりしていたので、日本に比べると妊婦の健康管理についての指導については少し不安の残る妊婦健診だなぁというのが本音。


わたしは安定期の2ヶ月間だけのジャカルタでの妊婦生活となるので、出産前に日本でまた健診を受けれるので、特に大きな心配はしていませんが、もしジャカルタで出産となると、妊婦健診の内容などはジャカルタで出産を経験している方によく確認してみたほうが安心かもしれません。


《シロアム病院を利用した感想》


・院内は広めでJクリニックの待ち合いスペースも空いてることが多い

  病院というと、待ち合い室などの共用スペースでの感染が不安になってしまうわたし。

日本では産婦人科専門の医院に通ってるので気にならないのですが、総合病院ともなると他の病気の患者さんからの感染が抵抗力の弱い妊婦、小さな子供は心配です。

シロアム病院も大きめな病院なのでおそらく色んな患者さんがいると思いますが、院内は割と広くフロアも多数の階に分かれているので、そこまで気になりませんでした!



・Jクリニックの通訳スタッフさんの対応が丁寧
 
   わたしの知る限りだと、日本人の女性の方1名とインドネシア人の方数名が通訳として常駐してくれています。

通訳の方は、
受付から診察、薬局までずーっと付き添ってくれ、話や症状を親切に聞いてくれるので、とても安心感がありました。

特に日本人の女性の方は、毎度不安を取り除いてくれるような言葉をかけてくださるので、とても良い方です!


・診察室も広く清潔感があり、医療機器も新しめな印象

シロアム病院の診察室は、広さもあり清潔感のある印象でした。

あくまで素人目ですが、妊婦健診で使用した医療機器も日本と特に変わらない印象。

大きなモニターで鮮明にエコー画像が見れました♪



友人情報によると、
日本人でジャカルタで出産する方とかは病院で選ぶというより自分にあった先生を選ぶという人が多いようです。何件か回る人もいるのだとか。

不安も多いジャカルタでの妊婦生活なので、病院・先生選びで信頼出来るところがひとつでも見つかると安心ですね。


超余談ですが、
タイに駐在する友人によるとタイは日本より医療が発達していて出産も安心してできる環境なのだとか。現地で出産してる人も多いのだそうです。

ジャカルタも子沢山の国なので、これから医療がさらに発展してさらに安心できる環境になることを願います!


以上、
ジャカルタの妊婦健診についてでした。



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Enjoy Jakarta Life

2016年7月からジャカルタに暮らす駐在妻(3歳&1歳児ママ)のBlog。 ジャカルタでの子育て情報、子連れ海外旅行、レストラン情報を綴ってます。